デザインから推察するUFO目撃談の真贋

ラグランジュ・ポイント

2009年08月27日 07:04


50年ほど昔の自動車って、一目で古いと判るくらいノスタルジックな形状ですよね。



悪く言えば古臭いというか。

それに比べ現代の自動車はかなり洗練されたスタイルで、いかにも“進化”したと言える形状です。



そもそも自動車の歴史自体が100年かそこらなので、たった50年でもこれでけ目覚ましく進化できるわけです。

例えば50年前の人間が考えた“格好良いロボット”を現代人が見たとしたら、明らかにダサいと思うはずです。

これは人間のデザイン力が50年分進化したからです。

つまりその時代の人々の“センス”や“好み”に合わせ、デザイン力も進化しているのです。

さて話は変わりますが、奇しくも50年昔のUFOも、自動車と同じく一目で古臭いと判る形状をしています。




そして近年目撃されているUFOも、またかなり洗練されたスタイルとなっています。




今時アダムスキー型UFOが現れたとしたら、“うわ、古っ!”と思われるかもしれません。

まるでUFOのデザインも、その時代時代の地球人のニーズに合わせているかのようですね。

『UFO=地球外生命体の乗り物』であるならば、少なくとも遥か彼方の惑星からその惑星の引力を抜け出し、宇宙空間を航行し、地球の大気を抜けてやって来ていることになります。

いや、そんな古風な方法ではなく、地球の物理学では説明のできない凄い方法でやって来ているのだと言うのなら、その生命体はなおさら超高度な文明を有していることになります。

当然、地球時間で言うところの何百年、何千年、何万年も先を行く文明でしょう。

そんな物凄いテクノロジーの結晶であるUFOが、たかだか50年の間にも地球の自動車と同じような速度でデザインが進化しているというのも何かおかしくないですか?

何百年、何千年、何万年も先を行く超高度な文明人のデザイン力が、なぜ地球人デザイン力の進化速度と類似しているのでしょう?

それとも地球人の、時代時代の好みに合わせた形状のUFOでわざわざお越しくださっているとでもいうのでしょうか?

50年前の人が考え出すロボットって、せいぜいこんなレヴェルです。↓



いくらなんでも50年も前の人にこのレヴェルのロボットを考え出せというのは無理があります。↓



これはどちらもデザイナーが地球人なので仕方のないことです。

では、世に出回っているUFOの写真が地球人による偽造ではないと言うならば、なぜ50年も前にこのレヴェルのデザインのUFOが存在しなかったのでしょう?↓



さて、以上を踏まえてUFOデザインの移り変わりを考えてみると、50年前から現代に至るまで、UFOをデザインしてきたのは実は地球人だったということが言えるのではないでしょうか。

つまり捏造です。

UFOをデザインしたのが人間ならば、デザイン力も時代毎に進化しているのも頷けるでしょう。

私は基本的には地球外生命体肯定論者です。

目撃談や映像の中には“本物”もあることでしょう。

しかし以上の推論からすると、ほとんどのものは偽造捏造と斬り捨てるしかないのかもしれませんね。

ところで今日は『ツナの日』です。



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