心の独り言

きのこは種の判別が難しく、誤って毒きのこを食べ、中毒を起こしてしまう人が後を絶たない。

そのため、きのこハンターにとっては毒きのこは頭を悩ます邪魔な存在である。

さて、外敵から己の身を守るために、毒を持った昆虫に擬態する昆虫がいる。

そして、きのこだって人間をはじめとする動物に食べられたくはないはず。

昆虫の例を見ると、きのこの世界も初めに毒きのこがあり、それに擬態する形で無毒なきのこが進化していたっと考えるのが妥当な気がする。

そう考えると、毒きのこにとっては擬態する無毒のきのこの方が後発隊なのに、先発隊の毒きのこの方が邪魔者扱いされることに憤慨していそうだ。